この記事では、当サイト「Guitar Hacks」の管理人がおすすめする機材やソフトウェアを広くご紹介します。
今まで使ってきたギター関係のアイテムの中から、「これは特に人に勧めたい」と思えるものをピックアップしました。
ざっと眺めていただいて、1つでも気になったものや発見があれば幸いです。
機材
Paul Reed Smith
数あるギターブランドから僕がおすすめしたいのがPaul Reed Smith(ポール・リード・スミス、通称PRS)。
僕は2013年製のCustom24というモデルを持っており、メインで愛用しています。
ギターブランドの大家と言えばFenderとGibsonですが、PRSもそれに次いで目にする機会が多い印象です。
プロだけでなく、SNSやYouTubeでアマチュアが使っているのもよく見かけます。
PRSの一番の特徴はその美しいルックスです。
絶妙なボディシェイプや、(個体にもよりますが)際立った木目と塗装はもはや芸術品。
特にバードインレイは特徴的で、PRSのギターであることがすぐに分かります。
レギュラーラインナップであるCoreシリーズだと決して安くはありませんが、それだけの価値があると思います。
何本目にせよ、これからエレキギターを買う方にはぜひPRSもチェックしてみてください。
【PRS Custom 24 10top レビュー】まるで芸術品のようなギター初心者にはBacchusがおすすめ
初心者向けのギターブランドとしては個人的にBacchus(バッカス)がおすすめです。
僕はGlobal SeriesのBST-650Bというモデルを持っているのですが、5万円というリーズナブルな価格で十分なクオリティを実現しています。
初心者の方にも自信を持ってすすめられるギターです。
もちろんギターのブランドにも色々あるので、1つの参考にしていただければと思います。
逆に言うと、これ以上安いギターだと何かしら問題がある可能性が高いので、積極的にはすすめられません。
【Bacchus BST-650Bレビュー】高コスパの標準的なストラトBOSS DS-1X
コンパクトエフェクターから1つ選ぶなら、「BOSS DS-1X」。
ディストーションペダルはいろいろ試してきましたが、総合力ではこれが一番だと思います。
大体何にでも使える優等生的なサウンドで、ノイズがないもの評価ポイント。
【BOSS DS-1X レビュー】上品な歪みの優等生エフェクターRoland Rubix24
ギターをPCに接続するのに必要となるのがオーディオインターフェース。
現状で個人的におすすめなのは「Roland Rubix24」です。
Rubix24はロングセラーになったRoland UA-55(生産終了)の後継機にあたり、値段はそのままで順当に進化しています。
およそ2万円ながら音質・遅延に問題はありませんし、同価格帯の製品と比べて見た目に高級感もあります。
ただ、ハードウェアコンプレッサーや4出力もいらないなら「Rubix22」でも可。
あるいは同じくロングセラーだった「Steinberg UR22mkII」の後継機、「UR22C」もいい選択肢だと思います。
【Roland Rubix24レビュー】ハードウェアコンプ搭載のオーディオインターフェース弦ならエリクサー
長い目で見て弦の費用を節約したいならElixir(エリクサー)一択。
1セットの値段が1,500円くらいなので安くはありませんが、普通の弦よりも長く使えるため結局は安く上がります。
弾くたびにきちんと拭いて使っていれば3ヶ月、ほとんど弾かないなら半年以上は余裕で持つほどの長寿命。
【エリクサー弦レビュー】錆びにくく長寿命なコーティング弦ギタースタンド HERCULES GS525B
ギタースタンドでおすすめなのが「HERCULES GS525B」という製品。
初期状態で5本のギターやベースを収納できます。
アタッチメントを取り付ければ、ソリッドギターなら最大10本まで対応。
北海道胆振東部地震の際に震度5強の揺れにも余裕で耐えたので、安定性・耐久性は文句なし。
1本用の「GS414B PLUS」も同じく頑丈なのでおすすめです。
Grip Winder
ペグを素早く回すためのストリングワインダーは、特に弦交換のときなどに役立ちます。
ピンからキリまでありますが、僕が愛用しているのが「MUSIC NOMAD Grip Winder」という製品です。
2,000円くらいするのでストリングワインダーとしては安くありませんが、ペグを回すのがとにかく楽になります。
一度使うともう手放せません。
【MUSIC NOMAD GRIP Winderレビュー】ベアリング内蔵のストリングワインダー【MN221】ソフトウェア
BIAS FX 2
ギターをPCに接続すれば、シミュレーター系のソフトを使って演奏できます。
具体的なソフトとして個人的におすすめなのがBIAS FXシリーズ(現在は2が最新)。
この手のソフトの中では音質・値段の点で総合的に優れていると思います。
値段は一番下のグレード(Standard)で1万円ほど。
しかし頻繁に行っているセールで半額くらいまで下がるときもあるので、急がないならセールを狙うといいでしょう。
マルチエフェクターなどハードウェアを使わずに録音したい場合、こういうソフトが便利です。
兄弟ソフトにBIAS AMPがありますが、こちらはアンプのみを詳細にカスタムするソフトです。
特別な理由がない限り、システム全体を構築できるBIAS FXの方をおすすめします。
NadIR
シミュレータ系のソフトを使うなら、IR(Impulse Response)を使った方が音質が良くなることが多いです。
簡単に書くとIRとは、キャビネットやスピーカーの特性を記録したファイルです。
キャビネットシミュレータに読み込むと、その特性を基にしたリアルなサウンドが期待できます。
IRを読み込めるソフト・ハードには色々ありますが、PC向けIRローダーソフトなら無料の「NadIR」がおすすめ。
詳しいことは下の解説記事に譲るとして、PCの前でギターを弾く方なら知っておいて損はないソフトです。
IR(OwnHammer、Celestion)
IRファイルはネット上で有料から無料までたくさん見つかります。
個人的に有料のIRでおすすめしたいのが、OwnHammerとCelestion。
Celestionはスピーカーユニットで有名なあのCelestionです。
どちらも最低1,500円前後で買えます。
これでシミュレーター系ソフトやIR読み込み可能なマルチエフェクターの音質を改善できると考えれば、決して高い買い物ではありません。
有料まで含めてIRを使ってみたい方はぜひチェックしてみてください。
Cakewalk by BandLab
PCで楽曲制作をするのに必要なのがDAW(Digital Audio Workstation)ソフトです。
最初から有料の製品を買う必要は全くなく、とりあえずDAWを使いたいなら「Cakewalk by BandLab」がおすすめ。
「ケークウォーク・バイ・バンドラブ」と読みます。
基本的な機能やソフトウェア音源が揃っているにも関わらず、完全に無料で使えます。
動作が比較的軽いため使いやすく感じます。
Windows限定なのは注意。
無料のDAWソフトCakewalk by BandLabのインストール方法Lurssen Mastering Console
有名ではありませんが、「Lurssen Mastering Console」というソフトが地味に活躍しています。
簡単に書くと、これはマスタリングを全て自動でやってくれるソフトです。
基本的には、
- マスタリングしたい音声ファイルを開く
- プリセットを選ぶ
- 音声を書き出す
の3ステップでマスタリングが完了。
僕は弾いてみた動画の音声を作るときなどに使っています。
決して安くはないですが、僕のように「マスタリングの知識はないけどマスタリングしたい」という方にはうっけつけです。
【Lurssen Mastering Consoleレビュー】マスタリング作業を丸投げできるソフトおわりに
以上、当サイトの管理人がおすすめするギターや機材、ソフトを紹介しました。
1つでも新しい発見があれば幸いです。
もし気になったアイテムがあったらぜひチェックしてみてください。