「エレキギターを始めてみたい」
「ギターをどうやって選んだらいいか分からない」
「何をどう練習したらいいか分からない」
エレキギターを始める前や始めてすぐの頃は右も左も分からない状態です。
そこで当サイトの「初心者向け」カテゴリでは、初心者の方に知っておいてほしい情報をまとめています。
エレキギターってどんな楽器?
まずはエレキギターがどんな楽器なのか、どんな仕組みで音を出すのか理解するところから始めましょう。
まだエレキギターをお持ちでない方も、ざっくりとしたイメージを掴んでおくのをおすすめします。
一言で書くとエレキギターとはギターから電気信号を送ってアンプで鳴らす楽器です。
アコースティックギターと違い、エレキギターはその名のとおり電気を利用して音を出します。
大まかな仕組みは次のとおりです。
- エレキギターの弦が振動する
- 「ピックアップ」と呼ばれるパーツが磁石で振動を拾い、電気信号に変える
- アンプで信号を大きくした後、スピーカーから音を出す
エレキギターの仕組みについてより詳しく知りたい方は下の記事をご覧ください。
![electric-guitar-looks](https://guitar-information.com/wp-content/uploads/2019/10/electric-guitar-looks-520x300.jpg)
賃貸住宅などアンプが鳴らせない環境でもエレキギターを諦める必要はありません。
ヘッドホンからエレキギターの音を出せる機材があります。
こういった機材を使えば大きな音を出さずに静かに練習できます。
![headphones-practice-eyecatch](https://guitar-information.com/wp-content/uploads/2020/02/headphones-practice-eyecatch-520x300.jpg)
1本目のギターの選び方
エレキギターを始めると決めたらまず迷うのが「ギターをどうやって選んだらいいか」ということです。
1本目のギターの買い方に正解はありませんが、次の3つの基準をおすすめします。
- 見た目が気に入ったギターを買う
- 楽器屋の店舗で買う
- 予算を3万円以上とする
見た目が気に入ったギターを買った方が単純にモチベーションが上がります。
細かいことはいいので形や色、装飾が好みのギターを選ぶのがおすすめです。
近くにまともな楽器屋がないなどの理由がない限り、初めてのギターは楽器屋で買いましょう。
実際の楽器屋から買うことで購入前の検品やアフターケアが期待できます。
初心者のうちはギターの状態が良いのか悪いのか見分けがつかないため、専門家にチェックしてもらえる環境があると安心です。
予算はできれば3万円以上が理想。
それ以下の価格帯だと作りの甘さが原因で弾きにくいギターもあります。
5万円出すことができればとても安心です。
![](https://guitar-information.com/wp-content/uploads/2018/06/IMG_20180613_203508-520x300.jpg)
ギターと一緒に揃えるもの
エレキギターを始めるにあたって最低限次の7つを揃えましょう。
- エレキギター本体
- エレキギター用アンプ(音を出す)
- シールド(ギターとアンプをつなぐケーブル)
- ピック(弦を弾く)
- スタンド(ギターを保管する)
- チューナー(音程を合わせる)
- クロス(弦を拭く布)
エレキギターはアンプから音を出す楽器です。
ギターだけでも一応生の音は鳴るものの、それはエレキギター本来の音とは言えません。
音を出せる環境ならアンプと接続に必要なシールド(ケーブル)を揃えましょう。
他にもピックやチューナーといった小物もいくつか必要になります。
オプションとして、
- ストラップ(立って弾くのに必要)
- 弦1セット(切れたときの交換用)
の2つも揃えると完ぺきです。
![music-1106439_1920](https://guitar-information.com/wp-content/uploads/2018/11/music-1106439_1920-520x300.jpg)
エレキギターのチューニング
エレキギターとその他の必要なものが揃ったら、まずはチューニングをしましょう。
チューニングとは「弦の音程を調整する作業」のことです。
ギターは音程がとても狂いやすい楽器なのでチューニングは弾くたびに毎回行います。
初心者のうちはレギュラーチューニングという普通のチューニングをしましょう。
チューナーで音を確認しながら、6弦から順にEADGBE(ミラレソシミ)の音に合わせます。
![](https://guitar-information.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_20190120_111653-520x300.jpg)
アンプから音を出す
次はアンプとギターをつないでみましょう。
2つをつなぐには「シールド」(Sealedに由来)というギター専用のケーブルを使います。
ギターアンプの使い方には注意が必要です。
使い方を間違えるとアンプそのものやギターの電気系統を傷める原因になります。
接続の仕方や電源のON・OFF、ツマミの位置などのルールを守って使いましょう。
手順は一度覚えたら簡単です。
下の記事で1つひとつ詳しく解説しています。
![ギターアンプの使い方](https://guitar-information.com/wp-content/uploads/2019/01/amp-usage-eyecatch2-520x300.jpg)
ドレミファソラシドを弾いてみる
「何を弾いていいか分からない」という方は、ドレミファソラシドを弾いてみましょう。
簡単にメロディをなぞるのはエレキギターを楽しむ第一歩となります。
下の記事ではエレキギターでドレミを弾く方法を詳しく解説しています。
![指板上のドレミファソラシド](https://guitar-information.com/wp-content/uploads/2019/10/doremi-520x300.png)
エフェクターを使って音を加工する
エレキギターの魅力の1つは電気信号を加工することで様々な音色を出せることです。
アンプにも音を加工する機能がありますが、表現の幅はそこまで広くありません。
そこで登場するのが「エフェクター」と呼ばれる機材です。
エフェクターをギターとアンプの間に接続することで、音色を自由自在に変えることができます。
![how-to-use-effect-eyecatch](https://guitar-information.com/wp-content/uploads/2019/10/how-to-use-effect-eyecatch-520x300.jpg)
複数のエフェクターを並べて使うにはパワーサプライやパッチケーブルがあると便利です。
使い方は下の記事で詳しく解説しています。
![複数のエフェクターを使う](https://guitar-information.com/wp-content/uploads/2019/01/multi-pedals-eyecatch-520x300.jpg)
TAB譜を見て練習する
「TAB譜」と呼ばれる楽譜を見れば曲を簡単に覚えられます。
楽譜といえば五線譜が一般的ですが、五線譜を読みながら演奏するには相当な訓練が必要です。
一方TAB譜はギターに特化した楽譜で、「どこをどう押さえればいいか」がすぐ分かるようになっています。
TAB譜の読み方については下の記事で解説しています。
![TAB譜の例](https://guitar-information.com/wp-content/uploads/2019/10/tab-ex-0-1-520x300.png)
こちらの記事ではネット上でのTAB譜の探し方とPCでの表示方法を解説しています。あわせてご覧ください。
![tux guitar TABの読み込み](https://guitar-information.com/wp-content/uploads/2018/10/tux2-520x300.jpg)
初心者におすすめの練習曲
ロック系の曲を練習したい初心者の方には、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの曲をおすすめします。
簡単な奏法でもカッコいいフレーズが多いため取り組みやすいです。
![](https://guitar-information.com/wp-content/uploads/2018/06/guitar-1853661_1920-520x300.jpg)