エレキギターとPCを接続する方法【オーディオインタフェースを使う】

PCとギターを接続する

今回は、エレキギターとPCを接続する方法を写真付きで解説します。

エレキギターとPCを直接つなぐことは出来ず、「オーディオインタフェース」と呼ばれる機材が必要になります。

これからPCとギターをつないでシミュレータソフトを使ったり、録音をしてみたい方はぜひご覧ください。

この記事では次のような内容を扱っています。

  • PCとギターを接続するには何が必要か
  • どうやって接続するのか
  • 接続したら何が出来るのか

必要な機材

まずは、エレキギターとPCとつなぐために必要な機材を確認します。

細かく分けると、次の5つが必要です。

  1. ギター本体
  2. シールド
  3. オーディオインタフェース
  4. USBケーブル
  5. PC

1.エレキギター

この記事をご覧の方は既にエレキギターはお持ちのことと思います。

Bacchus BST650B

2.シールド

最低1本のシールドが必要になります。

これは普段使っているものでOKです。普段アンプなどを使っているのであれば、新しく買い足す必要はありません。

注意点としては、間違ってスピーカーケーブルを使わないようにしましょう。

ギターのアンプヘッドとキャビネットをつなぐ「スピーカーケーブル」は、シールドと同じ形をしていますが中身は別物です。

シールドとスピーカーケーブル

3.オーディオインタフェース

オーディオインターフェース

ギターとPCをつなぐ肝となるのが、オーディオインタフェースと呼ばれる装置です。

オーディオインタフェースを使えば、ギターやベースだけでなく、マイク、キーボードなど様々な楽器の音をPCに取り込めます。

楽器をやるなら一台持っておくとやれることが増えて便利です。

下の記事では「オーディオインタフェースとは何か」について掘り下げて解説しています。

オーディオインターフェースとは何か:PCと音をやり取りする機材

 

オーディオインタフェースにもいろいろな製品があるのですが、アマチュアが使うのであれば高くても2万5000円程度のもので十分です。

これまで僕は下記の製品を使ってきましたが、どれも何の問題もなく使えています。

4.USBケーブル

USBケーブル

オーディオインタフェースをPCと接続するには、USBケーブルを使います。

USBケーブルは基本的にオーディオインタフェースに付属していますので、別に用意しなくてOKです。

5.PC

PCについては、WindowsかMacなら基本的に何でもOKです。

心配な方は、使おうとしているオーディオインタフェースの動作条件をWebサイトでチェックしてみてください。

オーディオインタフェースが対応しているOS、バージョンが書かれているはずです。

機材を接続する方法

ここまで、ギターとPCをつなぐのに必要な5つの機材をご紹介しました。

ここからは、これらを接続する方法を解説していきます。

今回はオーディオインタフェースの実例として、上でご紹介した「Roland Rubix24」を使います。

オーディオインタフェースの仕様は製品によってそこまで変わらないため、よほどの技術革新が起きない限り以下の内容を参考にしていただいて問題ありません。

手順1.オーディオインタフェースの設定を確認する

機材を接続する前に、オーディオインタフェースの設定を確認しましょう。

ギターを接続するときにチェックするのは次の2つです。

  1. Hi-Z(高インピーダンス)への対応
  2. ファンタム電源OFF

オーディオインターフェースの設定

Hi-Zへの対応

まず「Hi-Z」というスイッチがあればこれをONにします。

簡単に書くと、Hi-Zとはエレキギターやベースに対応させるモードです。

これをONにすると、ギターの音を適切なボリュームでPCに送れます。

注意点として、Hi-Zに対応している入力はオーディオインターフェースの機種によって違います。

例えばRoland Rubix24や、その前機種にあたるRoland QUAD-CAPTURE UA-55では入力1(左)ですが、Steinberg UR22mkIIという機種だと入力2(右)です。

Steinberg UR22mkIIのHi-Z

入力の仕様はあらかじめ確認しておきましょう。

Hi-Zスイッチが裏面にある機種もあります。

48Vファンタム電源は必ずOFF

一方、48V(PHANTOM、ファンタム電源)のスイッチがあれば、こちらはOFFにします。

ファンタム電源とは、コンデンサマイクのように外部から電力をもらう機材用のモードです。

ギターなどコンデンサマイク以外の機器をつないで48VをONにすると故障の原因になるので気をつけましょう。

ギターを接続する前にしっかりチェックしてください。

手順2.PCとオーディオインタフェースを接続する

PCにUSBケーブルを挿す

設定が確認できたら、次はPCとオーディオインタフェースを接続していきましょう。

接続には付属のUSBケーブルを使います。

PCにUSBケーブルを挿す際には、USBハブは使わず、PC本体の端子に直接挿すようにしましょう。

これはオーディオインターフェースの使い方の基本で、USBハブを使うと音の遅れやノイズなどの原因になります。

 

オーディオインタフェース側にもUSBケーブルを挿します。

オーディオインターフェースにUSBケーブルを挿す

「POWER SOURCE」などのスイッチがついている機種では、USBケーブル側に設定しておきましょう。

こうすることでPCから電源を取れるようになります。

手順3.ギターとオーディオインタフェースを接続する

オーディオインターフェースにシールドを挿す

最後にギターとオーディオインタフェースをつなぎます。

シールドをHi-Zに対応した入力に挿しましょう。

PC上で音作りする方法

以上の手順で、ギターとPCを物理的に接続できました。

この記事では、その先のステップとしてシミュレータ系のソフトをご紹介します。

ギターからPCに送られてくる音は全く加工されておらず、そのままでは意味がありません。

そこで使うのが、「BIAS FX」や「Amplitube」などのシミュレータ系ソフトです。

こういったソフトを使うと、アンプから出てきた音をPC上で再現できます。

簡単に書くと、マルチエフェクター(アンプシミュレータ)がPCの中で動いていると考えてOKです。

BIAS FXシリーズがおすすめ

BIAS FX 2の画面

個人的におすすめなのが、PositiveGridが開発する「BIAS FX」シリーズです。

現時点では、価格・音質・使い勝手の点で優れていると思います。

オーディオインターフェースを使った環境さえあれば、無料の体験版が使えます。ぜひチェックしてください。

BIAS FX 2の画面 【BIAS FX 2 レビュー】初代からさらに進化した高音質ギタープラグイン

まとめ

以上、ギターとPCを接続して使う方法を解説しました。

重要なポイントをまとめると次の2点です。

  • オーディオインタフェースがあれば、エレキギターとPCを接続できる
  • PC上でBIAS FXなどのソフトを使うと、音作りやヘッドホン練習、録音ができる

これからギターとPCをつないで使ってみたい方の参考になれば幸いです。

今回は例として「Roland Rubix24」という機種を使いました。

ギター接続には音質の点でも問題なく使える製品なので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

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