iPadとギターを接続してシミュレータアプリを使う方法

iPadとギターを接続する

この記事ではiPadとエレキギターを接続してシミュレータアプリを使う方法を解説します。

Garage BandBIAS FX MOBILEなどのアプリを使えば、実際のアンプを持っていなくてもヘッドホンやスピーカーからリアルな音を楽しめます。

iPadを活用した環境づくりに興味がある方はぜひご覧ください。

必要なもの

まずは今回必要となるものを確認しましょう。

iPadを使ってエレキギターを弾く場合、大きく分けると次の8つの機材が必要です。

  1. エレキギター
  2. シールド
  3. iOS対応のオーディオインターフェース
  4. Apple iPad
  5. USBカメラアダプタ
  6. モバイルバッテリー(あるいはACアダプター)
  7. ヘッドホン
  8. シミュレータアプリ

1.エレキギター

Tokai LS160
(写真:Tokai LS160

エレキギターについては特筆すべき点はありません。

シミュレータアプリがサウンド面で対応してさえいれば、エレキギター以外にもエレキベースやエレアコも使えます。

2.ギターシールド

ギターシールド

シールドも普段使っているものがそのまま使えます。

iOS対応のオーディオインターフェース

オーディオインターフェース

今回重要となるのがiOS対応のオーディオインターフェースです。

この記事では「Roland Rubix24」という製品を例として使います。

オーディオインターフェースは基本的にPCWindowsMacOS)で使うものですが、近年ではiOSに対応している製品が増えてきました。

僕が使っている製品で言えば、Steinberg UR22mkIIや今回例として使うRoland Rubix24がそれにあたります。

現状ではこういった箱型のオーディオインターフェースが総合的な使い勝手の点でおすすめです。

 

当サイトでは以前「Line6 Sonic Port VX」のような箱型ではないiOS対応の製品をおすすめしていました。

LINE6 SONIC PORT VX

しかし最近は箱型でもiOS対応が当たり前になり、PCとiOSデバイスの両方で便利に使えます。

よって今からであればこういった特殊な形状の製品を買うメリットは大きくありません。

Apple iPad

Apple iPad Pro

iPadはよほど古いモデルでなければ使えると考えて差し支えありません。

今回検証に用いるのはiPad Pro 10.52017年モデル)です。

ちなみにAndroidでも似たようなことは出来ますが、まともなアプリがないので全くおすすめしません。

現状ではタブレットとギターを接続して使うならiPad一択です。

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USBカメラアダプタ

USBカメラアダプタ

iPadをオーディオインターフェースと連携させるにはUSBカメラアダプタを使います。

積極的におすすめはしませんが、Appleの純正品でなくても構いません。

Amazonには価格を抑えた互換品もあるのでチェックしてみてください。

AmazonでUSBカメラアダプタを見る

モバイルバッテリーかACアダプター

モバイルバッテリー

iPadと接続したオーディオインターフェースを駆動するにはモバイルバッテリーかACアダプターを使います。

オーディオインターフェースとPCを接続したときは、USBケーブルから給電できることがほとんどです。
(バスパワー)

しかしiPadではバスパワーが使えないため、モバイルバッテリーなどの外部電源を用意する必要があります。

ACアダプターと比べて、モバイルバッテリーは場所を選ばないのでおすすめです。

ヘッドホン

ヘッドホン

音を聞くには基本的にヘッドホンがおすすめです。

プラグの形状を合わせればイヤホンでも聞けますが、ヘッドホンと比べて音の迫力の点で劣る印象です。

モニタースピーカーをオーディオインターフェースに接続すれば、そちらから音を出すことも出来ます。

シミュレータアプリ

Garage Band

iPad上でギターの音を再現するにはシミュレータ系のアプリを使います。

最初から入っているGarage Bandなどがそれにあたります。

接続する方法

ここからは上記の機材を接続する手順を確認しましょう。

エレキギターの接続

まずはエレキギターにシールドを挿しましょう。これはいつも通りです。

エレキギターにシールドを挿す

 

シールドのもう一方はオーディオインターフェースの入力に挿します。

オーディオインターフェースにシールドを挿す

注意点として、このときHi-Zに対応する入力を使ってください。

簡単に書くとHi-Zとはギターやベースに対応するモードです。

今回はエレキギターを接続するので、Hi-ZはONに設定しましょう。

Hi-Zに対応する入力は製品によって違うので、取扱説明書で確認してみてください。

上の写真では、Rubix24でHi-Zに対応するのは左の入力1だけなので、そちらにシールドを挿しています。

iPadを接続する

続いてiPadとオーディオインターフェースを接続します。

オーディオインターフェースに付属するUSBケーブルを本体に挿してください。

オーディオインターフェースにUSBケーブルを挿す

 

USBケーブルのもう一方はカメラアダプタを使ってiPadに接続します。

USBカメラアダプタでiPadと接続する

電源を供給する

今回はモバイルバッテリーを使って電源を供給します。

オーディオインターフェースの電源用の端子とモバイルバッテリーを接続しましょう。

モバイルバッテリーを接続する

「POWER SOURCE」などの電源を選ぶスイッチがあれば、モバイルバッテリー側に設定します。

するとオーディオインターフェースの電源が入るはずです。

ヘッドホンを接続する

ヘッドホンはiPadではなく、オーディオインターフェースのヘッドホン出力に挿します。

ヘッドホンを接続する

iPadのイヤホンジャックに挿しても音は聞こえないので注意してください。

その他設定

その他の設定として、ダイレクトモニターは「INPUTではない方」に設定しておきましょう。

ダイレクトモニターの設定

「PLAYBACK」や「DAW」と表記された側に設定すると、アプリで作った音がヘッドホンから聞こえてきます。

一方、INPUT側に設定すると加工されていないギターの音がそのまま聞こえてきます。

シミュレータアプリを使う

以上のセッティングでアプリを使う準備が出来ました。

今回は分かりやすい例ということで、最初から入っている「Garage Band」の使い方を簡単にご紹介します。

起動したときにモニタリングの設定について聞かれたら、ONにしておきましょう。

モニタリングの設定

すると演奏した音がリアルタイムで聞こえるようになります。

 

全ての接続ができていれば、Garage Band内のギターアンプのモードを選んだ時点で音が出ると思います。

もし音が出なければ、左上のアイコンから入力の設定を確認しましょう。

Garage Bandで入力を設定する

入力の設定を確認する

「チャンネル」はシールドを挿した入力端子によって選びます。

今回はRubix24という機種で左側の入力に挿したので「入力1」に設定するのが正しいです。

「モニタ」がONになっているかも確認しておいてください。

 

アプリのおすすめ

上では分かりやすさを重視して最初から入っているGarage Bandを例として挙げました。

しかし具体的なアプリとしては「BIAS FX MOBILE」が断然おすすめです。

この手のアプリはApple Store上にいくつかありますが、BIAS FX MOBILEが音質の点では群を抜いています。

有料のアプリですが無料体験版もあるため、機材が揃った方はぜひお試しください。

BIAS FX MOBILE BIAS FX MOBILE(iOS版)レビュー【iPadやiPhoneを高音質ギターアンプに】

まとめ

以上、iPadとギターを接続してシミュレータアプリを使う方法を解説しました。

まとめると、ここで重要なのはiOS対応のオーディオインターフェースです。

iPadをお持ちの方でも、オーディオインターフェースはまだ持っていない方は多いと思います。

今回例として使ったRoland Rubix24はiOSに対応した製品のひとつなので、ぜひチェックしてみてください。

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