今回はギター用のメンテナンスグッズ「ストリングストレッチャ」のレビューです。
ギターの弦交換をしてすぐはチューニングが安定しません。
これはギターの弦が伸び切っていないのが原因で、どんなギターや弦でも起こります。
そこで便利なのが「ストリングストレッチャ」(STRING STRETCHA)です。
弦を効率よく伸ばすことでチューニングの安定を早めることができます。
この記事ではストリングストレッチャの使い方を紹介しながらレビューしていきます。
ストリングストレッチャとは
まずはスリングストレッチャの基本的な作りから見ていきましょう。
使い方のみ知りたい方はジャンプしてください。
ストリングストレッチャは変わった形をしたプラスティックの塊です。
これ自体に特別な仕組みはありません。
値段はおよそ1,300円。
長さはおよそ17cm。
重さは実測で42g。
ストリングストレッチャには「つま先」と「かかと」のような部分があります。
詳しい使い方は次の紹介しますが、これら2つの部位が弦を伸ばすにあたって重要な役割を果たします。
取っ手は指にしっかり馴染む形です。
ストリングストレッチャの使い方
ここからはストリングストレッチャの具体的な使い方を紹介します。
使い方の手順は次のとおりです。
- 普通にチューニングする
- ストリングストレッチャを取りつける
- ブリッジ→1フレット往復とチューニングを2~3回繰り返す
手順1. 普通にチューニングする
ストリングストレッチャは弦交換をした直後に使うアイテムです。
新しい弦を張り終わったら、まずは普通にチューニングします。
ここでは特別なことはありません。
手順2. ストリングストレッチャを取りつける
チューニングができたらストリングストレッチャを弦に取りつけましょう。
ストリングストレッチャは弦1本ずつに対して使う道具です。
そこで以下の写真では6弦を例としています。
伸ばしたい弦に対して、つま先とかかとを次のようにセットします。
- つま先で弦を下から支える
- かかとで弦を上から押さえる
手順3. 往復とチューニングを2~3回繰り返す
ストリングストレッチャを取りつけたら、ブリッジ⇔1フレットを往復させます。
往復させるときは次の2つのポイントに気をつけましょう。
- かかと~ブリッジの弦は他と平行にする
- つま先で弦を少し持ち上げる
つま先を持ち上げないと動かすときにフレットにぶつかってしまいます。
反対に持ち上げすぎると弦が伸びすぎる原因にもなるので、「フレットに当たらないくらい少し持ち上げる」のがコツです。
ブリッジ→1フレット→ブリッジと往復したら、ここでもう一度チューニングをしましょう。
弦が伸びたことでチューニングはかなり狂っているはずです。
以上の「往復とチューニング」という作業を1セットとし、基本的には2回繰り返します。
弦が伸びやすい場合は3回繰り返してもかまいません。
4回以上になると弦が伸びすぎてしまうので、多くても3回までにしておきましょう。
以上の作業を6本の弦で繰り返すと、通常よりも早くチューニングが安定します。
実際にストリングストレッチャを使ってみたところでは、2セット行うだけで十分な効果が得られました。
チューニングの安定を早めるには手で軽く引っ張る方法もありますが、ストリングストレッチャを使う方が効果的です。
ストリングストレッチャ 使い方の紹介まとめ
以上、ストリングストレッチャの紹介と使い方の解説でした。
まとめるとストリングストレッチャを使えば弦のチューニングを早く安定させられます。
なかったらなかったで困らないものの、あった方が便利なのは間違いなく便利です。
買えばずっと使えるものなので、ギターを長く続けていくのであれば1つ持っておいて損はありません。
弦交換のあとの演奏を快適にしたい方はぜひチェックしてみてください。
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