おすすめのディストーションエフェクター【エレキギター用】

distortion-pedals

今回は、僕がこれまで実際に買って使ってきたディストーションの中から、特におすすめの製品を紹介します。

それぞれのメリットからデメリットまで書いていくので、良さげなディストーションをお探しの方はぜひご覧ください。

BOSS Distortion DS-1X

BOSS DS-1X

個人的に一番のおすすめは、BOSSのDS-1X

非常に上品な歪みが特徴的で、僕が持っているエフェクターの中では最も使用頻度が高いです。

ノイズが抑えられた設計なので、本来の歪みをそのまま味わえるのも評価ポイント。

HIGH・LOWの効きもよく、GAINの幅も広いため、カバーできる音の範囲はかなり広い方に分類できます。

BOSS DS-1Xのツマミ

言うなれば、ディストーション界の万能選手といったところです。

難点を言うならば、デジタル回路を使っているためか、ややアナログ感に欠けるのがウィークポイントと感じる方もいるかもしれません。

しかし15000円でこの音と優等生っぷりなら、買って間違いないエフェクターの1つだと思います。

なるべくいろんな音をカバーできる良質なディストーションペダルが欲しい方には特におすすめの機種です。

BOSS DS-1X 【BOSS DS-1X レビュー】上品な歪みの優等生エフェクター

emma electronic ReezaFRATzitz 2

emma reezafratzitz 2

続いては、デンマーク産のReezaFRATzitz 2というエフェクターです。

「リーザフラットジッツ2」と読みます。

かなりマイナーな機種ですが、これがなかなか素晴らしい。歪み探しの終着点になり得る一台です。

ReezaFRATzitz 2はDS-1Xとは違い、カバーする音の範囲は広くありません。

しかし、このペダルでしか出せない独特の歪みが最大の特徴です。染み込むような気持ちのいい音はまさに唯一無二。

歪み方自体はそこまで深くはなく、ディストーションの中でも軽い方に分類していいと思います。

ノイズが多く感じたのがやや残念ですが、それを補って余りある音色です。

ディストーション探しに区切りをつけたい方は是非チェックしてみてください。

ReezaFRATzitz 【emma ReezaFRATzitz 2 レビュー】歪みペダルの終着点になり得る1台

BOSS Metal Zone MT-2W

BOSS Metal Zone MT-2W

深めのディストーションペダルなら、BOSS MT-2Wをおすすめします。

これはオリジナルであるメタルゾーンMT-2をWAZA CRAFTシリーズとして改良したもの。

元祖メタルゾーンの音を再現したSTANDARDと、さらにブラッシュアップしたCUSTOMの2つのモードを実装しています。

特にCUSTOMモードの音は上質で、肉汁がしたたるような密度の高い歪みがたまりません。

カラッとした軽めの音は不得意ですが、ふくよかで重厚なディストーションを求める方には適役です。

オリジナルMT-2との価格差がそこまで大きくないため、今から買うならこのMT-2Wの方をおすすめします。

BOSS MT-2W 【BOSS MT-2W Metal Zoneレビュー】肉汁あふれる技Craft版メタルゾーン

BOSS Blues Driver BD-2

BOSS BD-2

BOSS BD-2はオーバードライブとして分類されることが多いですが、軽いディストーションまでカバーしていると判断し、ここで紹介します。

ディストーションとして見たときの音の傾向は、先程紹介したReezaFRATzitz2と近いものがあります。

軽い歪みでもしっかり心があって、染み入るような音色がとっても気持ちいいエフェクターです。

個人的に、初心者が買う1台目のエフェクターにはこのBD-2を推します。

値段は9000円くらいと安い方ではありませんが、この価格帯として音は申し分ないですし、どうセッティング良い音が出るからです。

そこまで深い歪みを求めないなら、かなり良い選択肢だと思います。

BOSS BD-2 【BOSS BD-2 レビュー】案外歪むオーバードライブ。1台目におすすめ。

BOSS Distortion DS-1

BOSS DS-1

最初に紹介したDS-1XのもととなったDS-1もおすすめの1つです。

よく初心者におすすめされているのを見ますが、個人的には最初の1台にはあまりおすすめできません。

音は非常にクセがあって、アンプとの相性もかなりバラつきがあるように感じます。

ではなぜここで紹介するのかというと、DS-1のクセのある音に独特な魅力があるからです。

同じくBOSSのオーバードライブペダルSD-1で中音域をブーストし、DS-1を適切にセッティングした時の音は絶品。

これで値段が5000円程度というのは破格です。

初心者にはおすすめはしないけれど、いつか一度は経験して損はない音だと思います。

BOSS DS-1 【BOSS DS-1 レビュー】アンプを選ぶが、王道のディストーションペダル

Donner Morpher

Donner Morpher

イロモノとして中華ブランドDonnerのMorpherというペダルも紹介します。

これは高級ペダルSuhr riot distortionのクローンです。

同じ回路を低コストで再現し、同じような音ながらも非常に低価格となっています。

流石に玄人を唸らせる音ではないとしても、アマチュアが趣味で家で弾く分には十分なクオリティだと思います。

僕はかつてSuhr riotも持っていたのですが、回路が同じということもあってそこそこ近い音を再現しているのは間違いありません。

気軽に遊べるエフェクターとして、気になったらチェックしてみてください。

おわりに

以上、僕が個人的におすするディストーションエフェクターを紹介しました。

特にDS-1X、ReezaFRATzitz 2は歪み探しの旅を終えるに足る名機です。

もちろん僕は世界中のエフェクターを買って弾いたわけではないので、他にも素晴らしいペダルはあると思います。

今後また良さげなディストーションペダルを見つけたらここに追記していきます。

良質なディストーションをお探しの参考になれば幸いです。

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