コード(和音)が弾けるようになると、エレキギターでできることがグンと広がります。
単音と違い、コードは複数の弦を同時に押さえる奏法です。
そのためを特に初心者のうちはコードを押さえてしっかり音を出すのは難しく感じるでしょう。
そこで当サイトの「コード」カテゴリではギターの基本的なコードの押さえ方を解説しています。
それぞれのコードについて
- 構成音
- 押さえる位置
- 押さえるときのコツ
- 実際に聞こえてくる音
といったポイントを紹介します。
まずは理論は最低限とし、コード名と手の形で覚えてしまうのがおすすめです。
当サイトの解説記事をご覧いただけば、代表的なコードの押さえ方がマスターできます。
1つひとつ練習して弾けるようになりましょう。
~セブンスや~add9といった派生系のコードについては解説しませんが、これらも結局は代表的なコードを少し変えるだけで対応できます。
メジャーとマイナー
コードには大きく分けて次の2種類があります。
- メジャーコード
- マイナーコード
メジャーコード
メジャーコードは明るい音色が特徴です。
コードの表記では「小文字のエム(m)がつかない」ことで見分けられます。
初心者がメジャーコードを練習する順番
最初から上記全てのメジャーコードを習得する必要はありません。
まずはよく出てくるCメジャー、Gメジャーから練習してみましょう。
Cメジャーコードの押さえ方【ギター】 Gメジャーコードの押さえ方【ギター】 Aメジャーコードの押さえ方【ギター】
これらがある程度弾けるようになったら次はDメジャー、Eメジャー、Aメジャーをおすすめします。
この2つもよく出てくるコードです。
Dメジャーコードの押さえ方【ギター】 Eメジャーコードの押さえ方【ギター】
コードを押さえるのに慣れてきたらFメジャーに挑戦してみましょう。
Fメジャーはバレーコードと呼ばれるコードで、押さえるのに特にコツが必要です。
マスターするのには時間がかかりますが、Fメジャーが弾けるとやれることが一気に広がります。
Fメジャーコードの押さえ方【ギター】
残るBメジャーもバレーコードの1種です。
Fメジャーに近い形ではあるものの、また別なコツが必要になってきます。
こちらも正しいフォームを覚えて練習しましょう。
Bメジャーコードの押さえ方【ギター】マイナーコード
一方、マイナーコードは暗い響きを持ったコードです。
コード表記では「小文字のエム(m)がついている」ことで見分けられます。
メジャーとマイナーで出てくる頻度にそこまで違いはないため、同時並行で練習しましょう。
マイナーコードには個別の解説記事がないものがありますが、これは他のコードと同じ考え方が応用できるからです。
例えば、Bマイナーをマスターすると位置を変えるだけでCマイナーも自動的に弾けるようになります。
初心者がマイナーコードを練習する順番
マイナーコードでよく出てくるのはDマイナー、Eマイナー、Aマイナーの3つです。
まずはこれらから練習するといいでしょう。
Dm(Dマイナー)コードの押さえ方【ギター】 Em(Eマイナー)コードの押さえ方【ギター】 Am(Aマイナー)コードの押さえ方【ギター】
上記3つをマスターしたら次はBマイナーに取り組むのをおすすめします。
BマイナーはFメジャーと形が似ているため、どちらかが弾けるともう片方も簡単にマスターできます。
Bm(Bマイナー)コードの押さえ方【ギター】
FマイナーもFメジャーと非常に近い形で押さえられます。
Fm(Fマイナー)コードの押さえ方【ギター】
残るCマイナー、Gマイナーは他のコードの応用で考えられるため、個別に練習しなくてもかまいません。
コードの解説記事一覧