ペグの固さを調整する方法 – ドライバーでネジを締める

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今回は、ギターのペグの固さを調整する方法を紹介します。

「ペグ」はヘッドについているツマミのような形をしたパーツです。

弦を張ったりチューニングをしたりするときに回して使います。

ペグのタイプによっては。次のように固さ(回しやすさ)を調整できます。

  • 側面のネジを時計回りに回す
    →固くなる(回しにくくなる)
  • 側面のネジを反時計回りに回す
    →柔らかくなる(回しやすくなる)
    →最終的に外れる

ペグの回しやすさに違和感がある方はぜひご覧ください。

固さを調整できる種類のペグ

側面にネジがついているタイプのペグは、回す固さを調整できます。

例えば、こちらはプラスネジがついたペグです。

プラスネジのペグ
(写真:Squier Affinity Series Telecaster

 

マイナスネジの場合もあります。

マイナスネジのペグ
(写真:PRS Custom24

調整できない種類のペグ

一方で、側面にネジがない種類のペグだと固さの調整ができません。

例えば次の2つのようなペグがそれにあたります。

ネジがない種類のペグ1
(写真:Bacchus BST-650B

 

ネジがない種類のペグ
(写真:Tokai LS160

調整する方法と注意点

ペグの状態によって、固すぎて回しにくかったり、反対に回しやすすぎたりする場合もあります。

どちらかというと、使っているうちにネジが緩んで回しやすくなる方が多いでしょう。

そういう場合、次のように固さを調整できます。

  • ネジを時計回りに回す
    →固くなる
  • ネジを反時計回りに回す
    →柔らかくなる

 

調整するときは、ペグを片方の手でしっかり固定するのがコツです。
(下の写真では撮影の都合上、ドライバーしか写っていません)

ペグの固さを調整する

ペグの角度を固定しないと、ネジを回したつもりでもペグが一緒に回って上手くいきません。

好みの固さは人それぞれなので、ご自身に合った固さに調整してください。

また、ネジを劣化させないためにもサイズの合ったドライバーを使いましょう。

 

反時計回りに回し続けると、どんどん柔らかくなり最終的にはペグが外れます。

外れたペグ

 

ここに使われているワッシャーは失くしやすいので、ペグを磨くなど特別な理由がない限り外さないことをおすすめします。

ペグとワッシャー

おわりに

以上、ギターのペグの固さを調整する方法を解説しました。

地味なメンテナンスですが、ペグはチューニングで毎回触るパーツです。

その固さを調整しておけば、いつもギターを快適に使えるようになります。

やり方は非常に簡単なのでペグの調子が気になる方はぜひお試しください。

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