今回は、Ibanezのギターのブリッジを水平にする方法を解説します。
Ibanezのギターの多くはフロイドローズタイプのブリッジが使われており、これが水平でないと、
- アーミングの可動範囲が狭くなる
- ブリッジが沈み過ぎると、オクターブチューニングが出来なくなる
- 見た目がカッコわるく感じる
といった問題があります。
Ibanez製のブリッジは、ボディ裏のスプリングを調整することで、簡単にブリッジの角度を調整できるようになっています。
ここで紹介する方法は、ボディ裏にスプリング調整機能があるIbanezのギターなら全てに使えるはずです。
ブリッジの浮き沈みを確認
まずは、ブリッジとボディの角度を確認しましょう。
次の画像ではブリッジがボディに対してほぼ水平になっているのが分かると思います。
これよりもブリッジのおしりが明らかに上がっていたら浮きすぎ、下がっていたら沈みすぎ、と考えてください。
ブリッジの角度はそんなにシビアに調節する必要はなく、だいたい水平であればOKです。
水平・浮きすぎ・沈みすぎの関係を簡単に図で表してみました。ざっくりとイメージがつかめると思います。
ブリッジの角度調整
ロックナットを外す
ブリッジ角度の調整はチューニングと二人三脚で行います。
そのためまずはロックナットの固定パーツを外すか緩めるかしておきましょう。
外したパーツ失くさないように気をつけて保管してください。
浮きすぎを直す
ここからは、浮きすぎ・沈みすぎの2つの場合に分けて説明していきます。
それぞれ注意してほしいポイントがちょっと違います。
まずは、浮きすぎの場合から。
ブリッジが浮きすぎている場合は、ボディ裏のスプリングの張力が弦の張力に負けています。
そこで、スプリングの張力が強まるように「+」の方向に調整部を回します。
手でも回せますが、やりにくいなら穴に工具を入れて回してみてください。
このようにすると、ブリッジが下がってきます。
それにともなって弦の張力が上がってくるので、少しずつ弦を緩めながら作業しましょう。
ブリッジの調整はスプリング強度と弦の張力のバランス調整です。
上にも書いたとおり、スプリング調整とチューニングを二人三脚で進めましょう。
これを繰り返すと、「ブリッジが平行で、なおかつチューニングも合っている状態」が作れます。
これでブリッジの角度調整は完了です。
沈みすぎを直す
ブリッジが沈みすぎているときは、浮きすぎのときと逆のことをします。
つまり、スプリングの強度が弱まるように「-」の方向に調整部を回しましょう。
スプリングのテンションを下げると、ブリッジが上がってきます。
それに合わせて弦のテンションは下がります。
この場合でもスプリング調整とチューニングを二人三脚で行ってください。
ロックナットを締めて作業完了
ブリッジが水平でチューニングも合っている状態が作れたら、作業は完了です。
ロックナットをもとに戻します。
ここで確認のために普通に演奏したり、アームを使ったりして動作確認をするといいでしょう。
おそらく何も問題はないと思いますが、一応チェックしてみてください。
まとめ
以上、Ibanezのギターのブリッジを水平にする方法について解説しました。
まとめると、ブリッジの角度は次のような方法で調整します。
- 浮きすぎの場合
ボディ裏の調整部をプラス方向に回す。 - 沈みすぎの場合
ボディ裏の調整部をマイナス方向に回す。




