今回は、「大人になってから楽器を始めても遅すぎることはない」というトピックについて書きます。
たとえ今まで音楽の経験がゼロだとしても、趣味で楽器を始めるのに年齢は全く関係ないと思います。
その理由は次の3つです。
- 楽しむことに年齢は関係ないから
- プロを目指すわけじゃないから
- 一度きりの人生、やりたいことをやるべきだから
この記事では、僕自身の体験談を交えつつ、この3つの理由について深掘りしていきます。
これから楽器を始めようか悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
理由1.楽しむことに年齢は関係ない
趣味として楽器を始める目的は、何よりもまず「楽しむこと」にあると僕は思います。
楽器を弾いていて楽しいと感じたり、ワクワクしたり、そういったことが一番大事なことだと思います。
もし「楽しむこと」が一番の目的なら、それに年齢なんて全く関係ないはずです。
確かに小さいうちから始めたほうが上手くなるとか、そういったことはあると思います。その点で言えば、若いほうが有利でしょう。
しかし、それは「楽しむこと」そのものではありません。上手かろうがなんだろうが、本人が楽しいと思えればそれでいいのです。
理由2.プロになるわけじゃない
プロを目指すわけじゃなく、あくまで趣味として楽器を始めるなら、何についても気負う必要は全くないと思います。
1年でこれくらい弾けなきゃいけないとか、3年でこれくらい出来て普通とか、正直どうでもいいです。
(たまにそういうことを言い始める人がいるのですが)
例えばですが、大人になってから経験ゼロで楽器を始めてプロになるのって、正直無謀な気がします。
僕が今から野球を猛特訓してメジャーリーグで活躍出来るかというと無理ですよね。それと同じです。
でもそんなことはどうでもいいのです。
メジャーリーガーになる必要も、プロのヴァイオリニストになる必要もありません。
趣味として楽器を楽しめていれば、それで100点満点ではないでしょうか。
理由3.一度きりの人生なら、やりたいことをやるべき
泣いても笑っても人生は一回こっきり。
自分が自分である人生が一度しかないなら、やりたいと思ったことは積極的にやってみるべきじゃないかなと、僕はシンプルに思います。
誰かに怒りをぶつけるみたいなネガティブなことはもちろん別物ですが、趣味の楽器のようなポジティブなことならぶっちゃけ何のリスクもありません。
ワクワクすることにチャレンジするのは言わば、百利あって一害なしです。
「やったことに対する後悔より、やらなかったことに対する後悔のほうが大きい」という言葉を読んだことがあります。誰かが残した名言だったと思います。
これは僕も完全に同意です。「あのときあれをやっておけばよかったな…」と思う経験は、誰しも1つや2つあるのではないでしょうか。
例えばですが、結局あまり使わないものを買って後悔したとしましょう。これは「やったことに対する後悔」ですよね。
お金はまた稼げば手に入ると考えれば、このケースのそんなにキズは深くないと思います。
しかし何かにチャレンジする機会を逃したことへの後悔はそんなに単純なものではありません。あとで後悔しても時間は巻き戻せませんので。
【体験談】僕は大学生のときエレキギター始めた
この記事を書いている僕の楽器歴についても書いておきます。
僕は趣味でエレキギターを弾いています。
始めたのは2012年、僕が大学生の頃です。
ギターを始めた理由はハッキリしたものではなくて、「なんとなく面白そうだったから」という単純なものでした。
それまで音楽の経験は皆無で、楽譜(いわゆる五線譜)は全く読めません。
音楽の授業でリコーダーや鍵盤ハーモニカを触りはしたものの、興味は全くなく、ほとんど弾けるようになりませんでした。
それでも当時ギターにはなんとなく楽しそうと感じ、「えいや」でチャレンジすることに。
以降、気楽な趣味としてギターを続け、6年経った時点の僕の演奏はこんなかんじです↓
特別ウマいわけでもなんでもありませんが、趣味の1つとして今でも楽しく続けられています。
今になって、あのとき楽器を始めてよかったなと思います。
途中モチベーションが下がって数ヶ月触らない期間もありましたが、なんだかんだで趣味として定着しています。
ギターの話で人と盛り上がったり、音楽を聞くときにギタリストの視点から楽しめるようになったりもしました。
おわりに
以上、楽器を始めるのは大人になってからでも遅くないというトピックで僕の思いを書きました。
年齢は全く関係ないので、少しでも気になっていたらチャレンジしてみるのをおすすめします。
人生楽しみましょう。
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