BOSS GT-1のドライバーをインストールする方法【Windows10の場合】

GT-1の項目

この記事では、マルチエフェクター「BOSS GT-1のドライバーをWindows10にインストールする方法を解説します。

公式からも説明がありますが、今回はユーザー目線でも解説することにしました。

PCにドライバーをインストールすると、次のことが出来るようになります。

  • プリセット編集ソフトTONE STUDIOを使う
  • オーディオインターフェースとして音のやりとりをする

GT-1をフル活用するならぜひPCと連携させましょう。

この記事ではWindows10の場合を扱います。

ドライバーのインストール方法はOSによって若干違うことにご注意ください。

環境

BOSS GT-1本体バージョン:v1.08
PC:自作PC Windows10 Home 64bit
日時:2019124

ドライバーのインストール手順

ここからは具体的な手順を解説します。

見ながら進めるよりも、まずは全体をざっと眺めてから作業し始めるのがおすすめです。

1.PCの準備

まずはドライバーをインストールするPCの準備から始めます。

次の2つの準備をしましょう。

  • ネットに繋がった状態にする
  • 不要なUSB機器は外す

普段からネットを使っている方がほとんどだと思うので、ネットに繋げる部分は問題ないと思います。

USB機器はマウス、キーボードを除いてなるべく外しておきましょう。

特にオーディオ機器がつながっているとインストールが上手くいかないことがあるので、必ず外してください。

例えばオーディオインターフェースなどがそれにあたります。

オーディオインターフェース

 

もし無線LAN子機を使っている場合、これは外さなくてもかまいません。

無線LAN子機

外してしまうとネットに繋がらなくなってしまいます。

今回の検証でも、無線LAN子機をつけた状態で問題なくドライバーをインストールできました。

2.GT-1を接続する

続いてGT-1本体をPCと接続します。

GT-1PCと接続するUSBケーブルは付属していないため、別に用意しましょう。

使うのは片方がUSB TYPE-A(オス)、もう片方がUSB TYPE-B(オス)のタイプです。

USBケーブル

 

電源用のACアダプターはBOSS PSA-100シリーズを用意しましょう。

BOSS GT-1をPCと接続する

AmazonでPSA-100を探す

この状態でギターシールドを挿せば電源がONになります。

これで接続は完了です。

3.ドライバーの自動インストール

Windows10の場合、GT-1のドライバーは自動でインストールされます。

そのためGT-1本体を接続した後は何もやることはありません。

数分待ったら、GT-1のドライバーが正しくインストールされたか確認しましょう。

まずはWin10のホーム画面で左下のスタートボタンをクリックします。

Windows10のスタートボタン

 

ここにはアプリケーションがアルファベット順に並んでいます。

B」の中に「BOSS」があり、その中に「GT-1」という項目があるはずです。

GT-1の項目

 

GT-1」の項目が見つかれば、ドライバーは正しくインストールされています。

ドライバーの設定は基本的に不要

これを起動するとドライバーの設定ができます。

GT-1のドライバー設定

特別な事情がない限りここで何かを変える必要はありません。

とりあえずはそのままにしておきましょう。

これでGT-1のドライバーのインストールは完了です。

補足

以下はインストールに関する補足です。

これまでの手順でドライバーが正しくインストールできたら特に読む必要はありません。

自動インストールの待ち時間について

上に見たように、ドライバーはネットから自動でDL&インストールされます。

これにかかる時間は環境しだいで、一概に何分とは言えません。

今回の検証では長く見積もっても接続から2分以内に終わりました。

ドライバーのインストールファイル自体はそこまで大きくはなく、インストール自体も重い処理ではありません。

そのため待ち時間はそれほど長くはかからないはずです。

ただし、同じくRolandのオーディオインターフェースQUAD-CAPTURE UA-55のドライバーを自動インストールしたときは「接続して10分待ってからドライバーを手動で検索しないと上手くいかない」という事態が起きました。
(詳しい状況は下の記事を参照)

UA-55のUSB LED Win10でUA-55のドライバがインストールできない問題の解決例【体験談】

そういうケースもあるため、メニューに「GT-1」の項目が見つからなくても、長くて10分程度は放置して待つのをおすすめします。

公式からDLできるファイルについて

BOSSの公式サイトからは、GT-1のドライバーに関してダウンロードできるファイルがあります。

BOSS GT-1 DOWNLOADS

しかしWin10用にダウンロードできるファイルはインストーラーではなく、ただの解説用ドキュメントです。

そこには、この記事で紹介したような手順がざっくりと書かれています。

一方、10未満のWindows OSではインストーラーをDLする仕様になっています。

OSによってこういった紛らわしい違いがあるため、ご注意ください。

まとめ

以上、マルチエフェクター「BOSS GT-1」のドライバーをインストールする手順を解説しました。

ユーザー目線から解説したので、公式の情報と合わせて参考になればと思います。

今回紹介したのはWindows10の場合を扱いました。

10未満のWindowsMacOSだと手順が若干異なるので注意しましょう。

ドライバーのインストール手順は公式サイトからDLできるドキュメントにも書かれています。あわせてご覧ください。

BOSS GT-1 DOWNLOADS

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