この記事では、ギターアンプの電源プラグが3ピンだったときの使い方について書きます。
海外ブランドのギターアンプを買うと、コンセントに挿す電源プラグが「3ピンタイプ」のことがよくあります。
ここでいう3ピンタイプとは下のようなプラグです。
普通のコンセント用の2本に加えて、アース用のプラグも1本あります。
ここで問題となるのは、3ピンプラグが普通のコンセントにはそのまま挿せないことです。
結論から言うと、次の2つのうちどちらかの方法で使えるようになります。
- 3ピン→2ピンのアダプタを使う
- 3ピン対応の電源タップを使う
これらの方法ではアース機能は使えませんが、電源は問題なく供給できます。
3ピン→2ピンのアダプタを使う
アースを含んだ3ピンタイプのプラグを2ピン(+アース線)に変換するアダプタが売られています。
これを使えば、日本の普通のコンセントや電源タップにも挿せるようになります。
このアダプターのジャック(穴)側はこちら。
3ピンのプラグがすっぽり入る形になっています。
このアダプターを使って2ピンのコンセントに挿すと、アースの機能は使えません。
それでもギターアンプは問題なく動作します。
3ピン対応の電源タップを使う
アダプタを使う以外に、3ピン対応の電源タップを用意する方法もあります。
この電源タップは差し込み口が3口になっているため、3ピンの電源プラグもそのまま挿せます。
この電源タップに3ピンプラグを挿したとしても、電源タップ自体をアースしていないと、ギターアンプもアースしたことになりません。
また、電源タップによってはそれ自体のプラグが3ピンになっていることもあります。
すると、それを挿すコンセントがなくて問題が解決しません。
電源タップを買う際には、電源タップ自体のプラグに気をつけましょう。
3ピンプラグのアンプの例
僕の経験上、海外ブランドのギターアンプではだいたい3ピンプラグが採用されています。
例えば、僕が使ってきた以下のアンプヘッドの電源プラグは3ピンでした。
どちらもサウンドハウスで買ったものです。
付属した電源ケーブルのプラグは3ピンで、アダプタは付属していませんでした。
僕はこれを見越して事前にアダプタを買っていましたが、もし準備していないとアンプが届いたのにすぐに使えないといったこともあり得ます。
一方、ORANGE MICRO TERRORという小型アンプヘッドは2ピン+アース線になっていたため、そのまま使えました。
海外ブランドの製品だからといって全てが3ピン仕様とは限らないようです。
【ORANGE MICRO TERROR + PPC108 レビュー】キュートすぎる自宅用小型スタックアンプ個人的な使用例
僕は先ほどご紹介したアダプタを使う方が好みです。
3ピン用の電源タップを使うと、他の機器の2ピンタイプのプラグを挿したときにアースの分隙間が空いて、ホコリが入りそうで心配になります。
そのため、アースの分隙間が空かないように、アダプタ+2口用の電源タップという組み合わせを採用しています。
正直この辺は好みでいいのですが、参考までに。
心配ならアダプタを買っておくのがおすすめ
これから海外ブランドのギターアンプを買おうとしている方は、プラグがそのまま使えるのか不安かと思います。
上に見たように、製品によってプラグの仕様はまちまちです。
ですので、僕のようにアダプタを使う前提ならアンプと一緒にアダプタも一緒に注文してしまうのがおすすめです。
アダプタはそんなに高価なものでもありませんので、使わなかったとしてもダメージは大きくありません。
これからギターアンプを買おうとしている方などの参考になれば幸いです。
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