ギターを通販で買うメリット・デメリット

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今回は、ギターを通販で買うメリット・デメリットについて個人的な見解を書こうと思います。

僕はこれまで楽器店・通販でギターやベースを計7本ほど買ってきました。

その経験から分かったのは、当たり前ですがどちらにも一長一短があるということです。

僕が思うメリット・デメリットを先に書くと、次のとおりです。

  • 幅広い商品から探せる
  • 最安を簡単に探せる
  • ラク
  • 弾きごこちは全く分からない
  • 実際の状態が分かりにくい
  • ショップによっては状態が良くないこともあり得る

個人的な意見としては、やっぱりギターは「生もの」なので、できるかぎり実際に店で買うのがおすすめです。

しかし、通販にも大きなメリットがあるので、デメリットを許容できる場合はアリだと思います。

これから通販でギターを買おうかどうか迷っている人の参考になればと思います。

通販のメリット

幅広い商品から探せる

通販を利用する一番のメリットは、ネット上のあらゆるギターから選べることです

楽器屋だと置けるギターの数には限度があるため、どうしても選択肢が狭められてしまいます。

日本一の楽器店街である御茶ノ水に足を運べれば相当数のギターを直接目にできますが、地方に住んでいるとそうはいきません。

地方の楽器店だと自分がほしいと思ったギターがなかったり、あっても好みの色ではなかったりします。

僕は北海道に住んでおり、御茶ノ水にも行ったことがあります。

この2つの地域の楽器屋をを比べると、品揃えにはどうしても圧倒的な差がありました。

そういった制約をとっぱらうのが通販です。

今では数多くのギターがネット上に出品されているので、ふつうに生産されているギターであれば必ず見つかります。

通販で買えるギターを検索するなら、「デジマート」というサイトが便利です。

【参考リンク】デジマート

店での取り寄せも通販に近い

楽器屋の実店舗でギターを取り寄せてもらうのも通販に近いです。

この場合でも、品番と色さえ指定すればメーカーや他の店舗からそのギターを取り寄せてもらえます。

ただし電話をしたり実際に店に足を運んだりしなければならず、その点では通販よりも手間がかかります。

最安を簡単に探せる

同じギターの中から一番安く出品されているものを簡単に選べるのも、通販の大きなメリットです。

楽器屋を何件も回って最適解を探す労力は、通販なら必要ありません。

ベッドに寝転がってスマホを操作すれば最安の商品はすぐに見つかります。

そもそも各ショップは価格の足並みをある程度揃えているので、どこでリーズナブルな値段なのが現状です。

通販なら家から出る必要すらない点でとにかく楽です。

ふだんAmazonや楽天で注文するのと全く変わりません。

ギターを買うのに楽さを求めるのはあまり意味がない気もしますが、一応はメリットと見なせます。

僕自身、初めて通販で買ったギターが家に届いたときはあまりの楽さで感動しました。

通販のデメリット

一方で、通販ならではのデメリットも存在します。

これから通販でギターを買おうか迷っている方は、以下の特徴を押さえておいてください。

弾きごこちや音が分からない

僕が思うに通販の最大のデメリットは、弾きごこちや音が全くわからないことです。

ギターの弾きごこちは、見た目やカタログ上のスペックだけで分かるものではありません。

実際に手にとって弾いてみて初めて実感できるというのが実際のところです。

僕はこの記事の初稿を書いている時点で7本のギターとベースを買ってきました

そしてそれらのギターは、一見似ているようでも弾きごこちはそれぞれ違います。

重さやバランス、ネックの太さなど、弾きごこちに関係する特徴を挙げればキリがありません。

また、肝心の音についても同様です。

実際に音出しができないので、ネットの動画などで判断することになります。

(とは言っても音については、楽器屋で試奏しても「家で弾いてみたら印象が変わった」ということも少なくありません)

実際の色や状態が分かりにくい

そこまで重要ではないのですが、「実際に見てみると、色が思っていたのと違った」ということもあり得ます。

色だけでなく、木材の質感や塗装についても同じです。

実用性にはあまり関係ありませんが、こういった物理的な特徴にこだわるなら通販はリスキーと言えます。

ショップによっては状態が良くないこともあり得る

ショップにもよりますが、整備されないまま送られてくることもあります

例えば僕の経験では、Amazonで買ったギターの弦が切れていたり、フレットがさびていたりしたことがありました。

整備不良の状態

これは、そのショップが「ギターの入った箱を売っているだけ」なのが原因です。

発送前に検品を全くしないので、こういった問題が起きてしまいます。

一方きちんとした楽器屋の通販であればこういったことは起きないので、あくまでショップの問題です。

よって通販でギターを買うなら、そのショップが

  • 発送前にどんな準備をしてくれるのか
  • 買ってからの保証はどうなっているか

を確認するのをおすすめします。

結論:できれば店で買った方がいい

以上、通販でギターを買うことのメリットとデメリットについて個人的な見解を書いてきました。

これらを踏まえた結論としては、やはりギターは店で実際に手にとってから買うに越したことはありません

ギターは1本1本違う生もの(なまもの)なので、ぜひ自分に合う個体を見つけてください。

特にギターについての知識が少ない初心者の方は店で買うのを強くおすすめします。

自分に合うかどうかだけでなく、購入後のサポートという点でも安心です。

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一方で、場合によっては通販もアリだとも僕は考えます。

例えば、具体的に「このギターの、この色がほしい」と決まっていて、それが近くにない場合です。

通販のデメリットを理解して、検品や保証がしっかりしているショップならダメではありません。

 

「ギターは通販で買っていいか」論は永遠のテーマであり、結局は個人の意見に過ぎません。

ここに書いたことも僕の経験に基づく個人的な考えです。

「こういう考えの人もいるんだな」くらいの認識で参考にしていただければと思います。

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