この記事では、イヤホンやヘッドホンのプラグの大きさを変換する方法をまとめています。
先に結論を書くと、次のような「アダプタ」を使えばプラグを変換できます。
3.5mm(小)を6.3mm(大)に変換したいとき
6.3mm(大)を3.5mm(小)に変換したいとき
このようなアダプタを使うと、例えば
- 大きなプラグのヘッドホンをスマホで使う
- 小さなプラグのイヤホンをオーディオインターフェースで使う
といったことができるようになります。
ヘッドホンやイヤホンに付属していなければ、別途用意しましょう。
数百円くらいで購入できます。
プラグ変換の基礎知識
まずはプラグの変換について知っておきたい知識を整理しましょう。
プラグとジャックは対になる言葉で、正式な使い方は次のとおりです。
- プラグ:端子のオス側(棒)
- ジャック:端子のメス側(穴)
日常で目にするプラグとジャックには次の2つのサイズがあります。
- 3.5mm(ミニ)
- 6.3mm(標準)
3.5mmや6.5mmという数値はプラグの直径のことです。
3.5mm(ステレオミニプラグ・ジャック)
こちらが3.5mmのステレオミニプラグです。
主にイヤホンの端子としてよく見かけます。
そのため「イヤホンジャック」と呼ばれることも多いです。
これに対応するのが3.5mmのステレオミニジャックです。
こちらもスマホやタブレット、音楽プレイヤーなど多くの機器についています。
6.3mm(ステレオ標準プラグ・ジャック)
一方、こちらが6.3mmのステレオ標準プラグです。
イヤホンが6.3mmであることはほとんどなく、主にヘッドホンの端子として使われています。
6.3mmの標準ジャックはオーディオ機器によく見られます。
例えばこちらはオーディオインターフェース「Steinberg UR22C」のヘッドホン出力です。
プラグを変換するためのアダプタ
以上、イヤホンやヘッドホンに使われる2つのタイプの端子を見てきました。
使う機器によっては、プラグとジャックのサイズが違ってそのままでは使えないことがあります。
例えば、標準プラグのヘッドホンはスマホのイヤホンジャックに挿すことはできません。
反対に、ステレオミニプラグのイヤホンを、オーディオインターフェースに挿したいこともあるでしょう。
そこで役に立つのがプラグのサイズを変換する「アダプタ」です。
下のようなアダプタを使えば、音声はそのままにプラグのサイズだけを変えられます。
3.5mmを6.3mmに変換
製品例↓
6.3mmを3.5mmに変換
製品例↓
アダプタはイヤホンやヘッドホンに付属品としてセットになっていることもあります。
付属していない場合は別に用意しましょう。
こういったアダプタは家に1つずつあると何かと便利です。
イヤホンやヘッドホンを様々なオーディオ機器で活用したい方は、ぜひチェックしてみてください。
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