Dm（Dマイナー）で押さえる場所は次のとおりです。
Dmに出てくる音（構成音）は、
- D（レ）：ルート音
- F（ファ）
- A（ラ）
の３つです。
音声はこちら。
何の音がどこで鳴っているかを覚えるのは後からでも構いません。
まずはどこを押さえるのかを覚えましょう。
Dm（Dマイナー）を押さえるコツ
続いて、Dmを押さえる方法とコツについて解説します。
もう一度表で確認すると、次のように指を使っています。
（再掲）
Dmを押さえる際に気をつけるポイントは次の３つです。
- 人差し指、中指、薬指は斜めに揃える
- ５，６弦をミュートする
- ４弦には触らない
人差し指、中指、薬指を斜めに配置する
Dmで１，２，３弦を押さえるとき、指を斜めに揃えるのが１つ目のコツです。
こちらがDmを押さえた様子です。
人差し指、中指、薬指がネックに対して斜めになり、コンパクトにまとまっているのが分かると思います。
この３本の指をネックに対して垂直にしてしまうと上手く押さえられません。
また、その状態だと次に書くミュートも難しくなります。
なのでまずは３本の指の形を意識してください。
親指で５，６弦に軽く触れる
Dmでは５，６弦は使いません。
そのためネックの上から親指を回して軽く触り、音が出ないようにします。
※弦に軽く触れて音が出ないようにすることを「ミュートする」といいます。
そのために意識してほしいのは、ネックを深く握り込むことです。
ネックを握り込むコードはたくさんありますが、Dmのように親指で５，６弦をミュートする場合、特に重要になってきます。
このポイントは、Dメジャーでも全く同じです。
４弦には触らない
Dmでは４弦を押さえずに、開放弦としてルート音Dを鳴らします。
ルート音をしっかりならすために、４弦には触ってしまわないように注意してください。
おそらく親指は届かないと思うので、３弦を押さえる中指が上にはみ出ないように気をつけましょう。
【発展】Dm（Dマイナー）の別なポジション
Dmは次のようなポジションでも押さえられます。
これはBm（Bマイナー）をそのまま３フレット右に移動した形です。
Bm（Bマイナー）コードの押さえ方【ギター】 おわり
以上、ギターでコード「Dm（Dマイナー）」を押さえる方法を解説しました。
押さえ方の要点をもう一度まとめると次のとおりです。
- 人差し指、中指、薬指は斜めに揃える
- ５，６弦をミュートする
- ４弦には触らない
Dm（Dマイナー）はよく出てくるコードなため、序盤でマスターしておくのをおすすめします。