ギターを座って弾く場合、右利き用であればボディの凹みを右足に乗せるのが一般的です。
一方、左足に乗せるスタイルには
- ハイフレット(右側のフレット)を押さえやすくなる
- 立ったときのギターの位置に近くなる
といったメリットがあります。
しかし、座った状態でギターを左足に乗せるとギターの位置が低くなりすぎ、そのままでは上手く弾けません。
そこで便利なのが「フットレスト」と呼ばれるアイテムです。
「足台」や「足置き」とも呼ばれます。
ギタリストにはぜひ知っておいてほしい便利グッズです。
今回はこのフットレストとその活用法について解説します。
ギターのおすすめ便利グッズ・アクセサリまとめフットレストとは
「フットレスト」はギタリストが足を置くための台です。
足を台に乗せることで、ギターの位置を高くして弾きやすくできます。
僕が使っているのは「K&M 14640」という製品です。
1,000円ちょっとで購入でき、使い勝手も良いです。
スタンダードな仕様の製品でもあるため、今回はこちらのK&M 14640を例として紹介します。
高さ4段階に調整
K&M 14640は完全に折りたたんだ状態を除くと、高さを4段階に調整できます。
おおよその高さは下記。
- 10.5cm
- 14.0cm
- 16.5cm
- 18.0cm
エレキギターを左足に乗せる場合、できるだけ高くした方が弾きやすく感じます。
普通に右足に乗せるときもフットレストがあると便利です。
足を組むことでも高く構えられますが、フットレストを使う方が自然なフォームになり、足が疲れることもありません。
コンパクト
この手のフットレストの特徴は「コンパクトに折り畳めること」です。
ただの台であれば、ブロックや雑誌の束でも代用できてしまいます。
しかしそれだと使わないときに邪魔になる上、簡単に持ち運ぶこともできません。
フットレストであれば、
- 使わないときは折りたたんでおける
- 持ち運びがしやすい
という、ただの台にはないメリットがあります。
K&M 14640は足場を折りたためばおよそ10cm×25cm×2.5cmのサイズに収まります。
ギグバッグに余裕で入るほどコンパクト。
重さも307gと軽量です。
足場は金属製で安定感がありますが、足を置く部分はプラスチック製なのでその分軽くなっています。
フットレストを使う際の注意点
便利なフットレストですが、使う際にはいくつか小さな注意点があります。
フローリングを傷つける可能性あり
フットレストを使う際には床が傷つかないよう気をつけましょう。
例えば今回紹介した「K&M 14640」の足はプラスチック製です。
思いきり体重をかけてフローリングを滑らせると傷がついてしまう可能性があります。
絶対に床を傷つけたくないなら、フットレストの下に布などを敷くなど工夫をしてみてください。
安定性はそこまで高くない
このようなフットレストはシンプルで軽いため、安定性にはやや不安があります。
普通に使っている分には問題ありませんが過信は禁物。
特に高く調整するほど前後に揺れやすくなるので、体重のかけ方には多少コツが必要です。
ギター用フットレスト まとめ
以上、エレキギターを左足に乗せるためのフットレストについて紹介しました。
座ってギターを左足に乗せたい方にはマストなアイテムと言えます。
右足に乗せる際にも便利なので、ギタリストなら1つ持っておいて損はありません。
今回紹介した「K&M 14640」↓
楽器用スタンドで有名なHERCULESからも似たようなフットレストが販売されています↓
ギターのおすすめ便利グッズ・アクセサリまとめ